年末、「ひと・まち交流館 京都」で開催された会合に参加しました。
とても長いテーマで「第6期京都市民長寿すこやかプラン策定に向けての中間報告に関する市民説明会」という会合です。
講演では「社会や地域の仕組みを、超高齢社会向けに、大胆に変えていかなければならない」とおっしゃっていたのが、大変印象に残っています。
ある研究所によると、2060年には、65歳以上の高齢者が全人口に占める比率(高齢化率)が39.9%=「2.5人に1人」となるとされています(国立社会保障・人口問題研究所の推計)。
労働力不足が深刻化し、国内需要もだんだん減って、社会保障費が増大。500を超える自治体が消滅する恐れ(!)があると言われています。
人口減少を少しでも食い止めるためには、若い世代が、子どもを産み育てたくなるような社会環境の整備--子育て支援がいやまし重要となります。
社会のあらゆる分野で、いろんな仕組みの転換が必要になると思いますが、一番重要なのは、そうした事態にまっすぐに向き合う、一人一人の価値観の転換なのかもしれません。
私は、きたるべき未来を少しでも輝かせるため、『まっすぐ子どもが輝く社会』『まっすぐ安心・安全な暮らし』をめざして、全力で取り組んでまいります。
2015年1月7日